ロゴマークに込めた想い

弊社ロゴマークは、金の卵の中の組織を一本の樹に例えています。
立派な農産物・成果物を収穫するには、根っこがしっかりしていることや土壌が豊かであることが重要であることは疑う余地がありません。
組織にとっての土壌は、“ココロ“。いかにココロを豊かにするか、ココロをツクルか、それによって、大きな丸い実、小さくても大切な実、極めて優秀な星型の実、多様な成果が収穫でき、いずれその樹は、金の卵の硬い殻を破り、成長を遂げていく。
それをアシストする、お手伝いするのが弊社である、そういう想いから、ロゴマークが決定されました。
ココロヅクリが重要な理由
少し長い説明になりますが、重要な概念ですので、理解を深めるためにお読みいただければ幸いです。
・結果を出し続けられる組織になるには?
経営者、営業部門、人事部門等、会社を運営していく上での永遠の課題、それは、結果を出すこと、出し続けることではないでしょうか?
企業は、結果を出す存在であり、その結果で世の中に評価されます。
しかし、結果を出すことを急ぐと、結果ばかりに注目すると、実は組織はうまく回りません。
マサチューセッツ工科大学のダニエル・キム教授提唱の「組織の成功循環モデル」で謳われているように、「売上」・「利益」・「成果」は、「結果」であり、「結果」をよくするには、先に組織やチーム所属メンバー間の関係性をよくすることが重要であることが、広く知られるようになりました。
以下に、マサチューセッツ工科大学のダニエル・キム教授提唱の「組織の成功循環モデル」を示します。

具体的に見ていくと組織の「関係の質」が高まると、メンバー各人の「思考の質」がよくなり、相互作用的に「行動の質」もよりよく変化します。
(あくまで)その結果として、「結果の質」が向上していくというものです。そしてさらに、少しでも良い結果が出ると、チームとしての経験値が高まり、メンバーの相互信頼も深まり、さらに、この循環がを回りだす。それが「組織の成功循環モデル」(図)です。この循環に乗せることができると組織に持続的な成長がもたらされるため、継続して結果が出る組織へと変化します。
・結果を急いでしまうと組織はどうなるの?
結論から述べますが、
結果をすぐに求めてしまう組織は、成果を出すことを継続できない組織
になります。
一見、単発での結果は出るので、この後も結果が出せると勘違いに陥ってしまいます。
キム教授は、「結果の質」をいきなり求めてしまうと、組織・チームのメンバー間の「関係の質」の低下を招き、各人の「思考の質」、「行動の質」の低下が起こり、結果として「結果の質」が低下していく、この負のスパイラルである「組織の失敗循環モデル」に陥ってしまうと警鐘を鳴らしています。
しかしながら、残念なことに、実は、これを考える組織のリーダー、経営者は非常に多いです。
その理由は、
・すぐに結果が欲しいから
・「関係の質」や「思考の質」の高まりがすぐに見えない、測れないから
・俺たちの時代には無かった(未経験、未知だから)
功を焦るリーダーは、もがけばもがくほど結果が出ないスパイラルに陥りがちです。
だから、
組織の”ココロ”をツクるプログラムメソッド
